掲示板投稿Q&ANO.2
   皆様の参考になればと思い公開します
患者様の悩み相談が多くの人の病の知識となりますありがとうございます

Q&A

  タチオン
  最近、カリーユニ点眼液から、タチオン点眼液に変更になりました。
何か、黒目の保護効果があるから・・・とか。
黒目の保護することのメリットってなんでしょうか?
  
   タチオン点眼に含まれるグルタチオンという成分が傷ついた黒目(角膜)の上皮再生に必要なコラーゲンの合成を促進し、保護する作用があるので、「黒目の保護に・・」と言われて処方されたのだと思います。黒目を保護せず傷ついたままにしておくと、傷からばい菌が入ってきたり、角膜炎を併発する危険性があるので、点眼の必要性があるのです。
 点眼間隔
   祖母がジクアス点眼液を1日6回、チモプトール点眼液を1日2回使ってます。
@チモプトールの1日2回は、12時間は必ず明けないとダメですか?
 忘れるときもあるみたいで、最低どのくらいあければ使用可能ですか?
Aジクアス点眼は1日6回ですが、最低どのくらいあければいいですか?
B点眼の間隔がせまくなると、どのようなことが考えられますか?
 A 
  祖母がジクアス点眼液を1日6回、チモプトール点眼液を1日2回使ってます。
> @チモプトールの1日2回は、12時間は必ず明けないとダメですか?

12時間程度の時間間隔で行うのが、もっとも点眼効果が上がるということです。10時間だからダメということではありません。ただ、2時間程度しかあいていないのであれば、副作用を増強させる危険性もありますので、点眼する意味はあまりないでしょう。あくまで、12時間程度間隔を目標に時間を決めて点眼する習慣をつけてください。生活のリズム状、それが無理なら10時間でも良いですから、必ず決まったリズムで点眼するほうが良いでしょう。

> Aジクアス点眼は1日6回ですが、最低どのくらいあければいいですか?
ジクアスについいては、緑内障点眼薬とは異なった作用機序ですので、点眼により症状がどのように変化したかが重要な薬剤ですので、点眼しても症状に変化のない緑内障点眼とは大きく異なります。詳細については、症状を確認してもらっている主治医に相談するべきでしょう。

> B点眼の間隔がせまくなると、どのようなことが考えられますか?

点眼間隔が異常に狭すぎると、効果(作用)の割に副作用のほうは大きくなるという危険性がありますね。ですから、点眼薬も内服薬と同様必ず医師の指示通りに点眼するようにしてください。
 近視の進行について
   こんにちは。私は24歳の男です。
近視の進行について質問なのですが私は最近鼻と頬などに大きなニキビができてしまい、気になって二年間程ほぼ毎日至近距離で何時間も鏡でニキビを凝視していました。
眼精疲労も感じていましたがずっと凝視していて、眼に悪いのか気になってネットで調べた所、近くを見続けると近視が進行することを知りました。そして大体25歳を過ぎると進行しづらくなるともありました。
そこで質問なのですが、成長や遺伝などの過程で近視が進行する度合いが決まっているとして今回の近くを凝視して近視が進行していたとしたら、成長や遺伝などの過程で近視が進行する度合いに上乗せされて近視が悪化するのでしょうか?
 A 
   こんにちは。なかなか難しい問題をお考えのようですね。
ただ、25歳以上で一般的に近視の進行がほとんどないか、あっても軽度と考えられる年齢での近視の進行の多くは、パソコン作業や近業による近見作業過多による「調節介入による偽近視」です。ですから、近視が進行しているという方の中には調節麻痺薬を点眼して再度近視度数を計測すると近視度数に変化がないことも多いです。それで、近視が進行いていれば、本当に近視度数が進行しているということになりますので。
ちなみに、近視の進行と遺伝については種々の研究がなされていますが、治療法についてはまだのようですね。
 meige 症候群
   ボトックスの注射について、質問させていただきます。
2年前に母がmeige 症候群で診断されました。
ボトックスの注射を一度住んでいた関東地区で行いましたが、
このたび仕事の関係で関西に移動なり、ボトックスの注射を前田先生にお願いしたいです。
注射について質問二つさせていただきます
@ボトックスの注射が毎日行っているのでしょうか?
A4月1日に顔に50単位のボトックス注射したんですが、今度は目の周りにお願いしたいですが、やっぱり2ヶ月ほど待った方がいいでしょうか?
    
  さて、ご質問の件ですが、勿論当院でもボトックス治療は積極的に行なっています。ただ、
@ボトックスの注射は毒薬で在庫を置けませんので、施行予定日の朝に入荷となりますので、完全予約制にしております。ちなみに施行日は月曜日です。
A一般的に、ボトックスの効果は約3か月ですので、やはりあと2ヶ月ほど待ってから施行のほうが、今の病状がよく分かってよいとおもいますよ。
Qベルペス
    現在34歳の女性ですが、21歳の時に過労によりヘルペスが酷くなり入院しました。それが原因で鼻涙管閉塞になり、まずブジー治療をしましたが治らず病院を転々として、8年くらい前に大阪の住友病院で手術も受けました。その時は一度通ったのですが、少し疲れがたまるとヘルペスができ易い体質になっていて、体調を崩したときにまた詰ってしまいました。子供もいるので手術・入院となると躊躇するのですが、やはり気になるので治したいです。またブジー治療をして治るとか、何か他に良い方法はあるのでしょうか…教えて下さい。
   
   う〜ん、なかなか難しい問題ですね。というのも、元来ヘルペスウイルスというのは多くの成人が持っているもので、通常時は神経節に閉じ込められていて悪さはしないのですが、体調が悪くなったりすると再発するというなかなか厄介なものです。したがって、ヘルペスになるたびに詰まってしまうのでしたら、正直その都度治療して治していくしか方法はないですねえ。。。勿論、ヘルペスにならないように気をつければよういのでしょうが、それも完全に予防することは難しいですからね。。やはり、少しでもおかしな症状がでれば早めに眼科に行って症状が悪化しないように早めに処置をしておくということが最も重要なことだと思います。無理はせず、ほどほどにして体をいたわりながら頑張ってくださいね。
 点眼薬の副作用? 頭痛
   当方現在70歳の女性です。
8年前に眼圧が63になり、点滴で眼圧を下げました。
発見が早かったためか、視野は欠損しておらず、
現在に至るまで、点眼薬で眼圧が上がらないようにしています。
ところが、眼圧は上がらないものの、この点眼薬をさすと、
頭や目の奥の痛みが激しく、一日中365日激しい頭痛の毎日です。
MRIやCTを何回もとっていますが、脳には全く異常はなく、
試しに、この点眼薬をしないでいると、頭痛はなくなります。
現在ミケラン点眼薬LA2%を夜寝る前に、両目に一滴づつ、しています。
ちなみにもともと正常な方の目(左目)にも指していますが、その目の方の奥の痛みはありません。
この薬のおかげで、眼圧が上がらずに済んでいるのは確かなのですが、何かもっといい治療法がないか、いい薬はないか、悩んでいます。
   
  現在眼圧を下げるためにミケランLAの点眼を一日一回しているということですね。それで、この目薬をさすと目の痛みや頭痛が激しくなり、点眼しなければ痛みはないということですね。それならば、ミケラン点眼が頭痛の原因の一つになっている可能性はありますね。
眼圧を下げる目薬は他にもいくつかありますから、主治医の先生にその症状をお話して点眼変更が可能ならお願いしてみて、頭痛がなくなるかどうか確認してみてはいかがでしょうか?よろしくお願いいたすます。
めばちこ(ものもらい)
   2年ちょっと前に左目の瞼の中の部分だけが、めばちこ(ものもらい)になったんですが、一応発症してから一週間くらいで眼科に行き目薬をもらいました。
ちょっとだけ腫れはしましたが、眼帯は?しなかったんですが自分で潰したりもせずにひたすら目薬をさしていたら、二週間くらいで腫れはひいて赤みだけ残った形になりました。今では、微妙にその時の跡がちょっと残っているくらいです。
そして、1番気になるのがめばちこが原因かはわからないんですが、左目が二重だったのに、変な所に二重ラインがつき、二重ラインが小さくなりました。
めばちこがあった時は、その箇所が膨れていただけで二重ラインに変化はなかったです。
そして今は、左目だけ瞼が垂れているというか目の開け閉めも、重いと言うか違和感があります。
目薬を差した直後も目がいたいときがあり、常に眼が開いているのか乾燥をすぐします。
そこで、聞きいたんですが潰したりしてないめばちこによって二重ラインが変わったり、瞼が垂れるとか、重く感じかありえるんですか?
今右目と左目の大きさかなり違うので元の二重にもどないか悩んでます。
参考程度に教えてください。
 A  
 
ものもらいって一度できたら、目立つし、痛いし、重い感じになるし本当に厄介なものですよね。さて、ご質問の件ですが・・・「潰したりしてないめばちこによって二重ラインが変わったり、瞼が垂れるとか、重く感じかありえるんですか?」ということですが、それは十分あり得ると思います。正確には霰粒腫(さんりゅうしゅ)と言って、まぶたの裏に近いところにあるマイボーム腺 に貯まった分泌物が固まって腫瘤(できもの)状になる状態をいいます。ですので、二重瞼のラインがそのデキモノのせいで、従来とはずれたり、一重になったりすることはありますね。治療により、治ることもありますが、治療後もそのままの場合もあります。 なかなかやっかいなモノですよね。
 トップ次のページ  1-2-3-



目の悩み前田眼科医院院長がお答えいたします・・・・・・・・・掲示板公開Q&A
 トップ
院長ご挨拶
院長著書
 前田眼科ご案内
診療の心掛け 
診療案内 
ホームドクター制 
眼の手術案内
眼の病気ご紹介 
 
 院長相談窓口
   院長ブログ
 国際交流掲示板
 
 医院パンフレット
 アクセス
 所在地 地図
 夜間休日診療所